今日の株クラ

2026年10月21日・水曜日日本時間10月22日に確認

米国の注目投稿

UNITED STATES

米国株クラ

4投稿

日本語訳

ETFへの資金流入は、いまや17カ月(!)連続で1000億ドルを超えています。その間の累計は2兆6000億ドルです。新しい段階に入りました。主要な三つの指標(資金流入額、売買高、新規設定数)はすべて、昨年の記録をそれぞれ30%上回る勢いです。私はずっと強気でしたが、それでも驚いています。図表:@psarofagis

解説

ETFへ入る資金は、ひと月だけの急増より、どの水準がどれだけ続いているかを見ると変化を捉えやすくなります。投稿は月間1000億ドル超の流入が17カ月連続し、その間の累計が2兆6000億ドルに達したと示しています。2018年以降の図で以前は点在していた大きな流入が、直近では続いている点が比較の中心です。 資金流入額はETFへ新たに配分された資金の動きで、すでにあるETFの売買高や価格の上昇率とは別の指標です。本文が挙げる「流入額・売買高・新規設定数」を分ければ、資金を集めたのか、取引が活発だったのか、商品の供給が増えたのかを整理できます。 次に資金フローのニュースを見るときは、単月の過去最高だけでなく、数カ月の継続性と集計対象を確認してみてください。ETF全体には株式以外の資産も含まれるため、この金額をそのまま米国株への新規資金と読むことはできません。前年比約30%増は投稿時点の見通しです。 参考:SECのETF解説 https://www.investor.gov/introduction-investing/general-resources/news-alerts/alerts-bulletins/investor-bulletins-24

日本語訳

信用力の高いものへ移る取引は、いまもしっかり続いています。投資家は投資適格債ではなく高利回り債を保有するために、「解放の日」のすぐ後に当たる2025年5月以来、最大の追加利回りを求めています。

解説

信用力の低い企業へお金を貸す際の上乗せが、信用力の高い企業と比べて大きくなっています。添付図は高利回り債と投資適格債の信用スプレッドの差を追い、直近では表示期間の高い水準へ上がっています。単に「金利が高い」だけでなく、どの借り手のリスクを引き受けるかで条件が分かれているという比較です。 信用スプレッドは、国債などの基準金利に対して企業の信用リスクに求める上乗せです。図はオプションの影響を調整したOAS同士の差で、社債の利回りそのものではありません。両者の差が広がれば、借入への依存度が高い企業や借換えを控える企業は、信用力の高い企業より資金調達上の重荷を負いやすくなります。 次に金利と株価を合わせて見るときは、国債金利に加えて信用スプレッドも確認すると、企業間の資金調達条件の差を捉えられます。この比較だけで株式市場全体の下落を予測できるわけではありません。図の表示は2025年6月以降で、本文の「2025年5月以降」という比較期間とは少し異なります。

日本語訳

原油価格の高止まりが長引く 近い限月の原油価格はイラン戦争時の高値へ再び近づいています。市場は来年まで価格が高い状態が続くとの見方を強めており、この先、中央銀行の利上げ局面からの負担軽減はほとんど期待できないことを示唆しています。 https://bobeunlimited.substack.com/p/higher-for-longer-oil-prices

解説

エネルギー価格の負担を考えるときは、今日の原油価格に加え、いつの受渡し分まで高くなっているかが重要です。添付は2027年6月限のガソリン先物とBrent原油先物を、同じ起点からの変化率で並べています。翌年に受け渡す価格にも上昇が及んでいるため、筆者は負担が短期間で終わらない可能性を読み取っています。 高い燃料費が続けば、運輸などの利用企業にはコスト増となり、販売価格へ転嫁できるかで利益への影響が変わります。物価への波及が長引くなら、金融引締めが緩むという期待にも影響します。本文は、エネルギーの価格とその持続期間を、中央銀行の政策負担につないでいます。 次に原油高を見たら、近い限月だけが跳ねたのか、数カ月先の限月も上がったのかを区別すると、企業の費用計画を考えやすくなります。この図の縦軸は価格の変化率で、1バレル当たりのドル価格ではありません。また先物価格は確定した将来予測ではなく、利上げが続くという結論も筆者の見方です。 参考:図中CBM27の銘柄説明 https://www.barchart.com/futures/quotes/CBM27

日本語訳

@philadephiafed のサービス業指数の価格項目は、10月に逆方向へ動きました。仕入価格は4ポイント上がって4月以来の高水準となった一方、販売価格は11ポイント下がって4月以来の低水準となりました。

解説

仕入れ価格が上がる企業は増えているのに、販売価格を上げる企業の広がりは縮んでいます。図の青い仕入価格指数は42.1へ上昇し、橙色の販売価格指数は8.6へ低下しました。売上が増えていても、仕入れの負担を価格へ移せているとは限らない、という見方につながる比較です。 この指数は価格の上昇率ではなく、「上がった」と答えた企業の割合から「下がった」と答えた割合を引いたDIです。42.1を仕入れ価格の42.1%上昇と読んではいけません。販売価格の指数もプラスなので、全体として値下がりしたという意味ではなく、値上げの広がりが前月より弱くなったことを表しています。 次の企業決算では、増収率と合わせて原価率や利益率、価格改定の説明を見ると、需要の成長と価格転嫁を切り分けられます。対象はフィラデルフィア連銀管内の非製造業調査で、米国企業全体の利益率を直接測ったものではありません。 参考:同連銀の2026年10月調査 https://www.philadelphiafed.org/surveys-and-data/regional-economic-analysis/nbos-2026-10

日本の注目投稿

JAPAN

日本株クラ

4投稿

解説

良い決算が出ても、株価が上がるとは限りません。投稿はISRGの決算実績と株価下落を対比し、手術件数の見通しと独禁法訴訟の和解費用を挙げています。図は決算後の取引途中の価格を示しており、過去の実績、将来の条件、今回限りの費用を分けて読む場面です。 同社では手術が増えると、装置だけでなく器具・付属品の継続的な収入につながります。このため、手術件数の成長見通しは次の収益を考える手がかりになります。会社資料では年間成長率の予想範囲が13.5〜15.5%から14〜15%へ狭まりました。上限は下がりましたが下限は上がり、中点の14.5%は変わっていません。原文の「下方修正」は、この幅を区別して読む必要があります。 和解に伴う税引前4.5億ドルの費用は、手術件数の変化とは別の要因です。次に決算と株価の反応が食い違ったら、実績の良し悪しだけでなく、予想の上限・下限・中点と一時費用をそれぞれ確認すると整理できます。投稿の3.78%下落は途中時点の値で、終値ではありません。 参考:第3四半期決算 https://isrg.intuitive.com/news-releases/news-release-details/intuitive-announces-third-quarter-earnings-6 第2四半期決算 https://investor.intuitivesurgical.com/news-releases/news-release-details/intuitive-announces-second-quarter-earnings-6

解説

不動産を売りたい企業にも、すぐには退去できない事情があります。ククレブはティーガイアから物流倉庫を取得し、短期間は売主へ貸し戻す計画です。売主は資産を現金へ変えながら移転先を探せるため、取得側が相手の時間の制約に応じることが取引につながっています。 取得側では、その間の賃貸収入と、その後のテナント誘致・物件販売を分けて考えられます。投稿は平屋で使えることや天井高、物流の立地を、後継テナントを呼ぶ条件に結び付けています。物件を買ったという発表だけでなく、誰がいつ使い、どの段階で価値を高めるかが事業を読むポイントです。 次に不動産企業の取得案件を見るときは、取得価格の大きさに加え、現在の利用者、退去までの収入、次の利用者への引継ぎを追うと収益化の順序が分かります。取得額は非開示で、純資産の30%以内という条件だけでは採算や安全性は判断できません。公式資料では契約・決済は10月29日予定で、2027年8月期予想には織込み済みです。 参考:同社の取得開示 https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS04779/f66334bf/3baa/478e/82fc/f7f312b3d979/140120261020553305.pdf

解説

SpaceXでは、最も売上が大きい部門と、最も営業利益を稼ぐ部門が異なります。添付の2026年第3四半期の比較表では、AIを扱うSIの売上高が75.6億ドルと最大ですが、営業利益は4.3億ドルです。一方、衛星通信などのConnectivityは売上高52.5億ドルに対し、営業利益23.7億ドルとなっています。 急成長している事業と、現時点で利益を生む事業を分けることで、会社全体の増収だけでは見えない収益構造が分かります。さらにSIの調整後EBITDAは49.5億ドルで、営業利益とは大きな差があります。減価償却などを調整した指標と営業利益は同じものではなく、部門ごとの設備負担や費用を読む入口になります。 次に複数事業を持つ企業の決算を見るときは、同じ四半期の売上・営業利益・調整後指標を横に並べてみてください。成長率の高さと利益貢献を混同しにくくなります。図のBは十億米ドルで、四半期の実績です。調整後EBITDAを、そのまま設備投資後に残る現金とは読めません。 参考:SpaceXの会社決算資料 https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/1181412/000162828026066482/spaceexplorationtechnologi.htm

解説

受け取る賃料が固定されていれば、将来の収入を見通しやすくなります。ただし、同じ金額を受け取れることと、その金額の価値が保たれることは別です。本文は固定賃料の長所を、インフレ下では前提が変わるという条件と対比しています。 物価や維持費が上がる一方で賃料が変わらなければ、額面の収入が安定していても、実質的な価値や費用を差し引いた余力は弱くなり得ます。長期契約だから安心と考える前に、収入と費用のどちらが固定され、どちらが動くのかを見る必要があります。 次に不動産株やREITの賃貸契約を調べるときは、契約期間に加え、賃料を改定できる条件と費用負担の分担を確認すると、見通しやすさと収益の強さを分けられます。投稿だけでは個別契約の改定条項まで分からないため、特定物件の適正価格を算定する材料とは区別してください。